皆様、ごきげんよう。
もうすぐ論文式試験を控えている受験生の皆さんに向けて、ぶーたの夫が受験に向けた心構えについて、お伝えしたいと思います。
ぶーたの夫は、大学4年生から簿記の勉強を始めて、大学卒業後に本格的に公認会計士講座を受講しました。
ぶーたの夫は、公認会計士試験に、特に短答式試験にとても苦戦して、何度もチャレンジしました。
思い出せば、管理会計論と財務会計論のどちらかがネックになっていましたね。ぶーたの夫の受験していた頃は、管理会計論と監査論がセットで2時間だったので、如何に監査論を早く終わらせて残り時間を管理会計に費やすかに必死だったと記憶しています。
管理会計論がうまくいったと思うと、財務諸表論がうまくいかなかったり、また逆も然り。解答速報で答え合わせをして、がっかり。
短答式試験だけでも5回くらい受験したと思います。
そして、2012年5月の短答式に合格して、2012年8月の論文式試験を始めて受験しました。初めての論文式試験ということで、今でも覚えています。
その年の論文式試験の結果は残念だったのですが、手応えよりも思いのほか成績は悪くなかった印象でした。
租税法の論点が網羅できておらず、予想通りこれが足を引っ張る結果となったのを覚えています。自分の弱点が判ったので、翌1年間は徹底的に補いました。
そして、翌年度にリベンジを果たし、晴れて合格したわけですが、そこでわかったことがあります。
1、自分の手応えと結果は異なるということ
2、誰もが出来る問題は確実に取らなければならないこと
3、適度な緊張感は必要であるが、過度な緊張は不要であること
1、について
試験が傾斜配点であることもあり、自分の手応えと実際の結果は相違するということです。自分としてはできて当たり前の部分は、解答できて当然なので、あまり手応えを感じず、難解なものが回答できた場合の方が手応えを感じるかと思います。
しかし、難解な問題については、解答率が良くないためあまり配点されず、簡単な問題により多く配点される傾向にあるため、実際の手応えと結果が相違するといったことが起きます。手応えがなかったとしても結果は合格するに十分なこともあるのです。
ここで私が言いたいのは、1つの試験科目が終わった後、その結果に一喜一憂せず、次の試験に集中することがとても重要だということです。
2、について
1でも述べましたが、試験が傾斜配点であるため、誰もが正答するであろう問題については確実に正答しなければなりません。
受験勉強を続けている皆様にとっては、受験予備校でもよく言われることだと思います。
誤字脱字に気をつけて、落ち着いて確実に解答しましょう。
3、について
1年に1回の論文式試験、緊張するなと言うつもりはありません。もちろん誰でも緊張します。
ぶーたの夫も緊張しましたので、よくわかります。
ただ、自分を俯瞰して見てみてください。試験会場にいる方、全員が同じ条件で試験を受けます。
みんな緊張しています。自分だけではないのです。大丈夫。
ぶーたの夫は、緊張をほぐすため、試験会場に入ったら教室の最前列に立ち、教室全体を見渡したりしてました。そうすることで、受験生の顔が見え、「緊張しているのは自分だけじゃないんだ」という思いになり、必要以上に緊張しなくなりました。そのような行動ができるくらいの余裕があったほうがいいかもしれません。やれることは全てやった、あとは出し切るだけだという気持ちで望んでいました。
最後に
ぶーたの夫も何度も受験しましたが、最後まで諦めなければ必ず結果はついてきます。
絶対大丈夫です。あと1ヶ月ラストスパート。
がんばりましょう!
最後までご覧いただき有難うございました。