庶民派公認会計士が、日常や経験談をお伝えします

公認会計士の日常生活、日々の監査業務やちょっと踏み込んだ監査法人の実態などをお伝えします。また、5歳の息子をもつ父親としての側面もアップしていきます。愛する妻のぶーたも登場します。お楽しみに!

現役公認会計士がお伝えする四半期レビュー業務とは?忙しい?

皆様、ごきげんよう

 

皆様いかがお過ごしでしょうか。

ぶーたの夫は、期末決算監査がひと段落したのも束の間、12月決算会社の第3四半期レビューと3月決算会社の第2四半期レビューが始まりました。

四半期レビューってどんな業務?忙しい?についてお伝えすることができればと思います。

 

それでは、スタート。

 

業務の内容は?

上場会社では、3ヶ月ごとに貸借対照表損益計算書等の財務諸表の公表が求められていますので

公認会計士は期末決算監査の一環として、3ヶ月に1度の頻度で四半期決算のレビューを行います。

 

会社の規模によりますが、四半期レビューでは、大体5〜7営業日程度の期間でレビューを行います。

期末決算監査が2週間から1ヶ月くらいの期間で監査を実施するのに対し、四半期レビューは期間が短いですよね。

 

これは、四半期レビューが監査ではなく、あくまでレビューであるからです。四半期レビューでは基本的に質問、分析的手続を中心とした手続を実施します。

期末監査では、上記に加えて、それを裏付ける資料を閲覧するというイメージですが、四半期レビューでは証憑突合(実証手続の実施)まで求められていないことが、主な相違点です。

 

実際の業務はこんな感じです。

まず試算表を入手し、勘定科目ごとに前期比較を実施します。これが分析的手続です。

前年比で増減している勘定科目や会社の状況理解に基けば増減があるはずであるにもかかわらず、増減がない勘定科目について、その内容を経理担当者の方へ質問します。

その際、市場環境や会社の経営の状況や取り組みによると、〇〇であるはずだという、大まかな仮説をもって質問しています。

例えば、今年は新たに物流倉庫が竣工した。建物勘定と減価償却費勘定が増加するはずだ、といった感じです。

 

回答を入手した結果、会計士がその回答により納得がいくのえあれば、それ以上の手続きは実施しないです。逆に納得感が得られない場合には、会社の状況と勘定科目の動きに不整合が生じており、勘定科目の数値が誤っている可能性があると考えられます。その場合には、追加質問し、必要に応じて証憑突合などの実証手続きを実施するといった流れになります。

 

ぶーたの夫の経験では、四半期レビューで、証憑突合といった追加手続まで実施することはほとんどない印象です。

 

四半期レビューは忙しい?

このように四半期レビューは、監査と異なり基本的に実証手続を実施しないので、レビュー期間が短期となり、あまり忙しくないイメージです。

前述のとおり、実施する手続が質問と分析的手続が中心となるので、四半期レビュー業務に関してはやるべきことが少ない印象です。

そのため、四半期レビューの期間中は、レビュー手続以外に、期末監査に向けた前さばきとして、固定資産の取得取引や売上取引の検証を実施することが多いです。

人にもよりますが、四半期業務が忙しくて夜中まで残業するということはないと思います。もちろん他の業務も並行して実施しているので、一概には言えませんが、19時頃までには業務を上る方が多いのではないでしょうか。

 

まとめ

四半期レビューは、質問、分析的手続が実施する手続の中心となることから、やるべきことが限定的である。

業務量は少ない傾向であることから、基本的には忙しくないイメージです。

 

いかがでしたでしょうか。

この記事を読んで受験勉強のモチベーションが上がったり、公認会計士に興味を持っていただけたら嬉しいです。

 

何かご質問やもっとこんな内容が知りたいなど、リクエストがありましたらお気軽にコメント頂けますとありがたいです。

最後までご覧いただき有難うございました。

 

それでは、次回の記事でまた会いましょう。