庶民派公認会計士が、日常や経験談をお伝えします

公認会計士の日常生活、日々の監査業務やちょっと踏み込んだ監査法人の実態などをお伝えします。また、5歳の息子をもつ父親としての側面もアップしていきます。愛する妻のぶーたも登場します。お楽しみに!

監査法人に勤める公認会計士の給与(マネージャー〜パートナー編)

皆様、ごきげんよう

 

本日のテーマは、監査法人に勤める公認会計士の給与(マネージャー〜パートナー編)」です。

 

受験生の皆様やこれから公認会計士を目指そうとされている方のご参考になれば幸いです。

 

マネージャーへの道のり

シニアスタッフとして3〜4年程度経過後、マネージャーへの昇格タイミングが訪れます。スタッフからシニアスタッフへの昇格は大体8割程度昇格すると前回お伝えしましたが、マネージャーへの昇格は若干厳しくなり、大体3割程度の方が昇格するイメージです。

マネージャーは、監査法人の中間管理職にあたり、監査業務だけではなく、監査の品質管理を推進する部署や監査のマニュアルを作成する部署に所属するなど、監査法人の所内業務も担当します。監査法人への貢献が求められるわけです。また、管理職になりますので残業代は付かなくなります。

マネージャーの業務は、上場クライアントの主査を担当し、スタッフが作成した調書の査閲(レビュー)、業務収益性の管理など管理職としての業務を主に実施します。一昔前は、「マネージャーは監査調書を作ることができない」ということを聞くことがありましたが、最近は人手不足であるので、最前線で監査手続を実施し、監査調書を作成するプレイングマネージャーが多いです。管理職といえども、手を動かさないと現場が回らないというのが実態です。

 

マネージャーの年収

マネージャーの給与は、月額で60万円前後になります。マネージャーは残業代がない代わりに、事務所への貢献度や担当するクライアントの収益性などに応じて、ボーナスが変動します。シニアスタッフまでは4ヶ月が上限でしたが、マネージャーになると多いかたで6ヶ月程度支給されることもあるようです。

マネージャーの年収:960万円〜1,100万円

 

シニアマネージャーへの道のり

マネージャーとして4年程度経過後、シニアマネージャーへの昇格タイミングが訪れます。マネージャーからシニアマネージャーへの昇格は、かなり狭き門というイメージです。マネージャーの中でも、海外赴任経験があるとか、監査報酬が数億円規模のビッククライアントの主査を担当している等、優秀でありかつチャンスに恵まれた一握りの方が昇格されている印象です。ビッククライアントの主査も、空きがなければ望んでも担当できませんし、海外赴任も現地法人での受入がなければ叶いませんので、優秀であるだけでは昇格は難しいでしょう。

 

シニアマネージャーの年収

シニアマネージャーの給与は、月額で70万円前後となります。残業がつかないのと、賞与が変動する点はマネージャーと同様です。

シニアマネージャーの年収:1,100万円〜1,200万円

 

パートナーへの道のり

シニアマネージャーとして4年程度経過後、パートナーへの昇格タイミングが訪れます。監査法人で最高職位であり、監査法人に勤める公認会計士の1割程度にしか満たないため、非常に狭き門となります。監査法人全体で1年間に10名程度が昇格されるイメージです。また、監査法人のパートナーは、いわゆる監査報告書にサインする立場にあり、有価証券報告書株主総会の招集通知に自分の名前が載ります。

パートナーに昇格すると、一度監査法人を退職し、社員として監査法人へ一定金額を出資し、晴れて監査法人の社員(パートナー)となります。

 

パートナーの年収

パートナーは、年次により報酬が上昇する傾向にあり、事業部長などの役職付きのパートナーはさらに報酬が高くなる傾向にあります。

パートナーの年収:1,500万円〜2,500万円

 

いかがでしたでしょうか。

マネージャーに昇格すれば、年収は1,000万円くらいになります。大学在学中に合格して、新卒で監査法人に勤務し順調に昇格していけば、20代で年収1,000万円も夢ではありません。

 

この記事を読んで受験勉強のモチベーションが上がったり、公認会計士に興味を持っていただけたら嬉しいです。

 

何かご質問やもっとこんな内容が知りたいなど、リクエストがありましたらお気軽にコメント頂けますとありがたいです。

 

最後までご覧いただき有難うございました。

次の記事でまた会いましょう。